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#1503
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>東方緋想天EDにて「神々が大地を作った」 伊弉諾物質にて「伊弉諾が日本を作った」、との記述がある

 これこそが信仰であり、行為の前に行為者を想定するという態度によって神や妖怪が生み出される例だと思います。何かがある。じゃあその何かを作った誰かがいる。
 私達は強い風を伴う降雨を台風と呼び、個別に名前をつけています。このことを台風に対する信仰と呼ぶことができるでしょう。あまつさえ個々の台風に意志を認めることさえあります。人格を投影することもあるでしょう。すると、神様が出来上がるわけです。名前を使うと同一の対象を指示することができます。あのスペカ(例えば「金閣寺の一枚天井」とか)避けられないよね、みたいに。
 「そこに名前を持った何者かがいる」と思った時点で居た事にされるわけですね。弾幕の実態は一つ一つの弾ですが、全体として一つのスペカを形作るように見えます。スイミー。
 有ると思えば有るし、無いと思えば無いものなのでしょう。だから信仰が要点になるのだろうと思います。