2024年10月29日 1:46 AM
#1494
takenoko
参加者
諏訪子のように純粋な信仰から成り立つ神もいる一方、神奈子のような神霊は元々が人間の亡霊であり、信仰が無くとも存在自体は保てると思われます。東方における広義の「神」とは、種族的なものというより、信仰という外付けのエネルギー源を備えた存在と解釈することができるでしょう。
古い神々の一例として月の民がいますが、彼らは穢れによる寿命を恐れて月へ移り住んだという経緯があるため、ベースは我々と同じ「生物」だと考えることができます。つまり、太古の神々というのは、超古代から生きている生物(古代人?)やその亡霊たちのことではないか……というのがわたしの見解です(ここは諸説あると思います)。
「彼岸や天界」はいわゆる死後の世界として、今でも世界中で信仰されている現役の概念だと思います。妖怪や神ではなく世界そのものが信仰を必要とするという設定はわたしの知る限り無かったと思うので、「自立した世界構造である」という点は特に疑わずとも問題無いのではないでしょうか。