蓬莱人形初版ブックレットストーリー考察 〜 feat.Gemini

幻覚度 6

蓬莱人形初版ブックレットストーリー考察 〜 feat.Gemini

​初投稿です。東方にわかです。大目に見てください。

概要

この投稿では、蓬莱人形初版のブックレットストーリーの犯人と時系列について考察する。

他の東方キャラとの関係やそもそもの動機、背景等は取り扱わない。

本題

結論

​犯人は 「最も美しいボク(ブロンドの少女)」 である。

この物語の最大の特徴は、「本文で生存が確認されていない行方不明者」をどうカウントするかにあり、彼女は「実際の人数」と「目撃されている人数」を操作することで仲間を自滅に追い込んだ。

第2章の意味

​本文の2章では「巫女の姿が消えた」とあるだけで、早起きな僕の安否は明記されていない。しかし、彼がここで犯人に拉致・監禁されていたと解釈することで、11章の矛盾が解消される。

​11章の伏線

11章の語り手である「早起きな僕」が、死に際に「あんなブロンドだったか」と犯人の正体に気づく描写がある。これは2章で自分をさらった「巫女」が、実は変装した「ブロンドの少女」であったことを示している。

​役割の固定

彼は犯人によって「最後から二番目の被害者」という役を与えられ、11章まで生かされていた。

その後

2章の時点で早起きな僕と美しいボクは入れ替わっていて、それによりその後の人数で整合性が取れる。

11章と12章の人数の整合性

​11章の語り手(早起きな僕)は「二人(自分と犯人)になるまで気づかなかった」と言ったが、12章の語り手(臆病な僕)は生存しているため、3人が生存していることになる。この矛盾は、犯人による「隔離」で説明がつく。

​12章の記述

臆病な僕は10章の夜、犯人により薬を盛られ「強烈な睡魔」で眠らされていた。

​11章の視点

朝、目覚めた「早起きな僕」は、警戒心が強い僕が死に、臆病な僕の姿も消えていたため、生き残りは「自分と犯人の少女」の二人だけだと思い込まされた。

​時間差の惨劇

11章の早起きな僕が死んだ後、ようやく12章で臆病な僕が目覚める。彼は自分が眠っている間に起きた全員の死を確認し、絶望の中で自殺した。

​全メンバーの最終結果(1行まとめ)

凡例: (関係章)結末章❘名前❘結末❘備考

  1. ​1章 ❘ 好奇心の高い僕 ❘ 死亡 ❘ 備考:首をはねられる。
  2. ​(2章)11章 ❘ 最も早起きな僕 ❘ 死亡 ❘ 備考:2章で変装した犯人に拉致。11章で引き出され、犯人の素顔を見た後ハムエッグの毒で死亡。
  3. ​(3章)13章 ❘ 最も美しいボク ❘ 生存 ❘ 備考:真犯人。3章で消失を偽装し、以後は「巫女」や「早起きな僕」になりすまし連続殺人を完遂。その後13章で楽園の出口から脱出。
  4. ​4章 ❘ 幼い僕 ❘ 死亡 ❘ 備考:首を切られ死亡。
  5. ​6章 ❘ 聡明な僕 ❘ 死亡 ❘ 備考:暗闇で脱出せず死亡。
  6. ​9章 ❘ 大人びた僕 ❘ 死亡 ❘ 備考:毒入りの珈琲を飲み死亡。
  7. ​10章 ❘ 警戒心の強い僕 ❘ 死亡 ❘ 備考:釘を打たれ死亡。
  8. ​(5章)12章 ❘ 最も臆病な僕 ❘ 死亡 ❘ 備考:5章で自殺失敗。10章で昏睡後12章で目覚め、死体の山と「想い人が犯人である(あるいは去った)」絶望から自殺。

​物語の結末

​13章で語られる「7人の遺体」とは、上記3番(犯人)を除いた全員である。

犯人の少女は、2章と3章で「正直者の数」から自分を消し、早起きな僕として紛れ込むことで、常に仲間の警戒心をコントロールしていた。最後に目覚めた「臆病な僕」まで死に至らしめたことで、正直者は全滅し、連続殺人は完遂された。

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