既に多くの方によって取り組まれていることではありますが、折角なのでここにもあったらいいかなと思いまとめました。データの後に目安を出していますが、自分はデータ操作に全く明るくない人間なので特殊な値についての扱いはほぼ感覚であることをご容赦ください。こうした方が良い、などの改善点があればコメントしていただけると助かります。（あるいは「貸せっ俺がやる！！」と他の記事が出ることもお持ちしています）

注意

　これらの話はあくまで軽い参考程度のものであることを十分ご承知ください。

凡例

博麗幻想書譜並びに東方よもやまニュースの記事を参考にした。

（新作発表日）→（頒布日）　（発表日が頒布日の何日前か）の順に記載している。

整数作品は体験版の頒布日を記載している。

作品タイトルの後ろに頒布されたイベントを示している。

データ

・文花帖（冬コミ）

　2005年11月13日→12月30日　47日前

・卯酉東海道、幺樂団の歴史1（春例）

　2006年5月5日→5月21日　16日前

・大空魔術（夏コミ）

　2006年7月26日→8月13日　18日前

・幺樂団の歴史2、3（冬コミ）

　2006年12月11日→12月31日　20日前

・風神録（春例）

　2007年5月4日→5月20日　16日前

・幺樂団の歴史4、5（冬コミ）

　2007年12月11日→12月31日　20日前

・地霊殿（春例）

　2008年5月1日→5月25日　24日前

・星蓮船（3月春例）

　2009年2月26日→3月8日　10日前

・ダブルスポイラー（3月春例）

　2010年3月3日→3月14日　11日前

・妖精大戦争（夏コミ）

　2010年7月23日→8月14日　22日前

・神霊廟（3月春例）

　2011年2月28日→3月13日（予定）　13日前

　震災で延期になった年です。

・未知の花　魅知の旅（振替春例）

　2011年5月7日→5月8日　1日前

　振替となった例大祭での頒布作です。

・鳥船遺跡（春例）

　2012年4月15日→4月30日　15日前

・伊弉諾物質（夏コミ）

　2012年7月23日→8月11日　19日前

・輝針城（春例）

　2013年5月11日→5月26日　15日前

・弾幕アマノジャク（春例）

　2014年4月15日→5月11日　26日前

・紺珠伝（春例）

　2015年4月22日→5月10日　18日前

・燕石博物誌（春例）

　2016年4月13日→5月8日　25日前

・旧約酒場（夏コミ）

　2016年7月22日→8月13日　22日前

・天空璋（春例）

　2017年4月20日→5月7日　17日前

・秘封ナイトメアダイアリー（夏コミ）

　2018年7月19日→8月10日　22日前

・鬼形獣（春例）

　2019年4月17日→5月5日　18日前

・虹龍洞（静岡春例）

　2021年2月27日→3月21日　22日前

・虹色のセプテントリオン（冬コミ）

　2021年12月15日→12月31日　16日前

・バレットフィリア達の闇市場（夏コミ）

　2022年7月22日→8月14日　23日前

・獣王園（春例）

　2023年4月18日→5月7日　19日前

・七夕坂夢幻能（春例）

　2024年4月9日→5月3日　24日前

分析

データをグラフにすると次のようになります。

　突出した値二つを除けば、値はある程度の範囲にまとまっていると言えると思います。また、15日未満の日数はいずれも春季例大祭が3月に行われていた時期の値であり、近年では現れないことが判りました。

　以上のことから、今後の参考になりそうなものとして、文花帖、未知魅知、15日未満の値を除いた分析をしてみたいと思います。

　この場合の値の範囲は15～26なので、期間としては二週間から三週間強ということが言えそうです。

　続いて、平均を出してみたいと思います。（以下、小数第二位を四捨五入）

（卯幺①16＋大18＋幺②③20＋風16＋幺④⑤20＋地24＋妖精22＋鳥15＋伊19＋輝15＋弾26＋紺18＋燕25＋旧22＋天17＋秘22＋鬼18＋虹22＋虹セプ16＋バ23＋獣19＋七24）/22＝19.9日前

　また、イベント毎に分けた場合も見てみたいと思います。日数の多い春例と夏コミに絞っています。

・春例
（卯幺①16＋風16＋地24＋鳥15＋輝15＋弾26＋紺18＋燕25＋天17＋鬼18＋虹22＋獣19＋七24）/13＝19.6日前
・夏コミ
（大18＋妖精22＋伊19＋旧22＋秘22＋バ23）/6＝21.0日前

　夏コミの方がやや大きい値になりましたが、ほぼ数日の差であることが判りました。

目安

　以上を踏まえて、新作発表日の目安はイベントから二週間～三週間強前、平均では約20日前と言えるのではないか、という結論になりました。

次回作の予想

　この記事は作品が増えるたびに更新していくことを予定しています。そのため、最後に次回作が予想されるイベントの情報を記す部分を用意しておこうと思います。

　現在（2024秋）、上海アリス幻樂団は冬コミに不参加となっているので、例年通りで考えると次回作が予想されるのは来年の春例になります。

　第22回博麗神社例大祭は5月5日に開催予定ですので、20日前ということで考えると新作タイトルが発表されると予想されるのは4月15日付近となります。備えの参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

 

　ちなみに万が一で静岡例大祭に期待するなら、当日が3月23日なので3月3日が狙い目です。