陰陽玉の製作者に玉祖命疑惑がある以上、博麗の巫女のルーツは天照大御神だろう。しかし陰陽玉は魅須丸曰く「博麗の巫女しか使えない」のだそう。それなら何故、正邪(とサグメ)は陰陽玉を扱えているのか。
まず、天邪鬼は素戔嗚命が吐いた猛気から生まれた女神、天逆毎が起源にあるとされる。素戔嗚命といえば天照大御神の弟神である。それ故天邪鬼である2人が陰陽玉を扱えたのだろうか?……しかし、今回の本題はここではない。筆者が今回扱うのは『鬼人正邪の血筋』そのものである。正邪の相棒……少名針妙丸が少彦名命の子孫であると確定している以上(※深秘録や憑依華等参照)正邪も義兄弟である大国主、そして天稚彦の子孫と考えるのが多数だろう。さて、天稚彦は大国主の娘である下照姫と結婚している。この下照姫の母親、つまり大国主の妻は多紀理毘売命と言うのだが、彼女は天照大御神と素戔嗚命の誓約(うけひ)により誕生した『宗像三女神』の一柱である。つまりは天照大御神と素戔嗚命の娘(※記述では素戔嗚命の娘ということになっている)だ。……もし、正邪が大国主の子孫であれば、彼女は大国主、素戔嗚命、天照大御神、天稚彦の血を引く高貴な存在なのかも……しれない。まぁ、彼女自身は地上で汚れながら下剋上をすることの方が性に合っていそうではあるが。

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