小人族は月の民?

幻覚度 4

さて、まずはじめに少名針妙丸は少名彦の子孫である。これを裏付ける情報として憑依華の天子/永琳の発言が挙げられる。まずは天子の方だ。天子は皆さんご存知の通り天人であり、天人であることを誇りに思っている。そんな彼女が「高貴な方」と敬称をつけてまで針妙丸を呼んでいる。次に、永琳だ。永琳の元ネタである八意思兼命は造化三神が一柱、高皇産霊の御子である。そして少名彦も高皇産霊または神産巣日の御子……つまり八意思兼命の兄弟か従兄弟にあたる。それ故永琳は優曇華に「小人には失礼のないように。」と忠告したのだろう。

小人族が月の民であるかどうかを考えていこう。憑依華で天子が「(前略)高貴な方が『地上』で遊んでいるとは。」と発言している。ここで皆さんには『』内に注目してもらいたい。そう、小人族は『地上』で遊んであることに違和感を持たれる種族なのだ。地上以外なら地底世界もある?確かにそうだ。しかし天人であること天子が地底の存在を『高貴な方』と呼ぶだろうか。呼ぶ為には、天界より上の世界でなければならない。次に、深秘録のランダム台詞より、針妙丸が優曇華に対して「あんた、月の兎なんだって?」と問いかけるものがある。ただの一種族が、優曇華の出生に興味を持つだろうか?自分も月の都に関係があるから質問したのではないだろうか。そしてもう一つ、こちらは東方ではなく神話の方になるのだが、少名彦は大国主と共に国造りをしたあとに『常世』に向かったらしいのだ。東方では『常世』は『月の都』である。少名彦は月の都に向かった(もしくは帰った?)のではないだろうか。

 

 

 

 

以上で考察は終わるのだが、最後にもう一つ「小人族が月の民であった場合、今の月に彼らはいるのか、地上に小人族が流れたのはいつからか。」という疑問を提示したい。こちらに関してはまだ情報が不足しているので、なにかあれば遠慮なくリプライをしてほしい。

 

 

 

お目汚し失礼しました。

コメント

  1. 青木しゃるる より:

    コメントありがとうございます!そうですね、『今』の小人族は鬼の国に幽閉されていた……
    少名彦から一寸法師まで、そして一寸法師から針妙丸までそれぞれ何世代開くのかはわかりませんが、逸話の事を念頭に置いても一寸法師から地上に流れたというのが一番しっくり来ますね……。

  2. 一般ぱーぷる より:

    一寸法師以降の小人族の情報については、輝針城omakeテキストに「小人族もろとも鬼の世界に幽閉されてしまった」とあるので、現状に関してはこちらが有力かと思います。
    幽閉されるきっかけとなった「民を支配したい」という願望は、当時は支配すべき民のいる地上の近くに暮らしていたことを思わせるものになっているので、もしかしたら月(少彦名)→地上(一寸法師)→鬼の国(今の小人族)という流れだったのかもしれません。