マミゾウの正体(与太話)

幻覚度 7

化け狸の大将、二ッ岩マミゾウ。彼女の元ネタは団三郎狸とされる。団三郎狸といえば江戸時代に活動していた狸であるが、マミゾウと当狸を完全同一とするには少し違和感がある。それは何か。そう、彼女の年齢だ。

マミゾウは千年は生きている雲山を「若造」と呼び、大妖怪ぬえの旧友、酔蝶華にて「ここ千年は老眼」と言っており、更には飛鳥時代生まれの神子に「媼」と呼ばれている。

ー今回注目していただきたいのは「飛鳥時代」の箇所だ。

貴方は日本最古の化け狸の伝承はいつであったのかご存知だろうか。

それは日本書紀にある。しかも推古天皇の時代にだ。推古天皇といえば摂政に聖徳太子がいたのはご存知だろう。聖徳太子といえばそう、豊聡耳神子だ。彼女がマミゾウを「媼」扱いしたのは雰囲気ではなく実際に歳上だったからかもしれない。更にぬえー鵺も日本書紀に記された妖怪である。マミゾウが千歳以下だった場合、封獣属(妖怪以前の存在)であるらしいぬえが助っ人として態々外の世界から彼女を呼びに行くほどの信頼関係にはならなかったはずである。何故ならぬえは地底にいたからだ。それ故彼女たちが共にいたのは飛鳥〜平安の間だろうと考えた。

 

 

 

 

 

……長々と説明してきたが最後に私のマミゾウに対する見解をここに置いておきたい。

 

 

飛鳥時代の狸→修行を積む/ぬえと知り合う→団三郎狸として名を馳せる→幻想郷に呼ばれる→現在

 

 

※まだあまり材料の少ない考察なので与太としてスルーしてくれても構わない。

 

 

 

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