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前提として、人里の外周は門と壁で区切られていて、狭義の里はこの内側を指す(各種書籍の作画や鈴奈庵第四十八話の魔理沙の台詞などより)
1.田畑がどこにあるのか
酔蝶華第21話での文の台詞「貴方の言うこの程度の雨の所為で河が氾濫し、田んぼどころか里を呑み込むかもしれません」から、田と里は別の場所にあると分かる
他に、
・田畑が作画される場合、ほぼ全ての場合において背景に山が描かれ田畑と山の間に住宅地がない
・茨歌仙第二十六話で生ゴミを門の外に捨てる風習が描かれていて、仮に田畑が門の内側にあるとすると住宅地からゴミ捨て場まで遠くなりすぎると予想される
なども基本的に田畑と家は別の場所にあると考える根拠になる
2.牧地がどこにあるのか
そもそも幻想郷において外の世界のような畜産業が行われているのかどうかという問題がある。手前味噌だが私が考察を行ったことがある
https://gensoukoudan.net/archives/1223
確実に存在するのは農具や荷運び用としての役畜で、塩屋敷の旦那は里内の屋敷で馬を飼育していた。田畑で働く牛が普段どこにいるのかは不明だが、田畑側に小屋があってそこに住んでいると考えるのが自然に思える
食肉目的の畜産が行われているか否かは若干不透明で、豚肉食がなされていそうなので他の家畜も食べているという考え方、役畜が基本だから大規模には家畜を食肉してはいないという両方の考え方がある。仮に牧畜がなされているとして、臭いの問題など考えると牧場も狭義の里の外側と考えるべきと思われる
3.土地権利
鯨呑亭の常連おじさんの一人が農家で、話しぶりからすると自作農と思われる
一方で鈴奈庵では(農家ではなさそうだが)旦那と小間使いという使用人関係が見られるので、もしかしたら農家でも地主と小作人の関係で大規模にやっているところがあるのかもしれない