人里の畑などの土地について

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  • このトピックには5件の返信、3人の参加者があり、最後に天ぷらにより3週、 3日前に更新されました。
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    • #6626 返信
      天ぷら
      参加者

      ナラトグラフとか、ファンからの想定された地図でよく人里が中心にあるが畑や畜産業はどうしてるのだろうか?
      畑などは外にしか無いだろうし土地の権利とかはどうしてるだろうか

    • #6641 返信
      がそりん
      ゲスト

      そもそも人里の村落がどのような形態を取っているのか、から考える必要はありそう。ある程度町として形成されてるっぽいから散村ではなさそうですが。計画的に作られた町で居住機能を集約しているならば、田畑を全て「里の外」に出すことは可能になりますが、個人的には里の中に畜舎や田畑も(もちろん全てではないものの)あると思います。

      人里の領域の区切り方がどうなっているのかも関連する点で、たとえば城壁/防風林/土手のようなもので区切られているのかどうか。この辺詳しい方居たら教えて下さい。

    • #6671 返信
      東ノ目
      参加者

      前提として、人里の外周は門と壁で区切られていて、狭義の里はこの内側を指す(各種書籍の作画や鈴奈庵第四十八話の魔理沙の台詞などより)

      1.田畑がどこにあるのか
      酔蝶華第21話での文の台詞「貴方の言うこの程度の雨の所為で河が氾濫し、田んぼどころか里を呑み込むかもしれません」から、田と里は別の場所にあると分かる
      他に、

      ・田畑が作画される場合、ほぼ全ての場合において背景に山が描かれ田畑と山の間に住宅地がない

      ・茨歌仙第二十六話で生ゴミを門の外に捨てる風習が描かれていて、仮に田畑が門の内側にあるとすると住宅地からゴミ捨て場まで遠くなりすぎると予想される

      なども基本的に田畑と家は別の場所にあると考える根拠になる

      2.牧地がどこにあるのか
      そもそも幻想郷において外の世界のような畜産業が行われているのかどうかという問題がある。手前味噌だが私が考察を行ったことがある
      https://gensoukoudan.net/archives/1223

      確実に存在するのは農具や荷運び用としての役畜で、塩屋敷の旦那は里内の屋敷で馬を飼育していた。田畑で働く牛が普段どこにいるのかは不明だが、田畑側に小屋があってそこに住んでいると考えるのが自然に思える

      食肉目的の畜産が行われているか否かは若干不透明で、豚肉食がなされていそうなので他の家畜も食べているという考え方、役畜が基本だから大規模には家畜を食肉してはいないという両方の考え方がある。仮に牧畜がなされているとして、臭いの問題など考えると牧場も狭義の里の外側と考えるべきと思われる

      3.土地権利
      鯨呑亭の常連おじさんの一人が農家で、話しぶりからすると自作農と思われる

      一方で鈴奈庵では(農家ではなさそうだが)旦那と小間使いという使用人関係が見られるので、もしかしたら農家でも地主と小作人の関係で大規模にやっているところがあるのかもしれない

      • #6768 返信
        天ぷら
        参加者

        ありがとうございます
        こうして見ると案外人里はだいぶ広めの構造になってるようですね

    • #6691 返信
      鴨居能嵎
      参加者

      人里の外は書籍で何度が描画があり、以下がそのリストです。

      東方儚月抄~漫画上(第6話):なぜか散村である
      東方茨歌仙3巻(第11話):釣りをする運松
      東方鈴奈庵2巻(第13話):瓜畑(外にあるのか不明)
      東方鈴奈庵5巻(第37話):塩問屋の葬式
      東方鈴奈庵6巻(第45話):台風で行方不明になった小鈴の捜索
      東方酔蝶華3巻(第21,22話):梅雨の田んぼ
      東方酔蝶華5巻(第33,34話):沢蟹の漁師
      東方酔蝶華7巻(第45話):芋の畑

      ※私のブログでまとめている地名登場シーンデータベースから引用しています。
      取りこぼしはあるかもしれません
      https://gunjokikai.com/toho001/#i-25

      人里では田畑だけではなく、漁業など有畜農業すべてにおいて外で行っている様子が推測されます。
      また塩問屋の葬式でも外に出ている描写があり、古い日本における村の形態としてあるゴミの処分や墓地など村の外に置くべき穢れの対象となるものは幻想郷でも変わらず同じように扱われていると思われます。

      このことから人里では外に出てはならないという強い抑制はなく、一般的な村と同様の扱いだったと予想できます。
      明治以前の科学が浸透されていない社会では妖怪や怪奇は生活の中に当たり前にありましたが、人々がそれを恐れて閉じ籠ったりしていないことと近い状態だと言えます。

      • #6769 返信
        天ぷら
        参加者

        ブログまで経由して貰いありがとうございます
        結構人里は限界集落的な狭いイメージありましたが書籍のおかげで広めの構造がされてる事が分かりました
        人里や畑の描写は書籍じゃないと見れない一面が多い

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