まず、咲夜の過去の考察例を挙げていきます。
- 月人説
- 元吸血鬼ハンター説
- 木花咲耶姫説
これらが代表的なところでしょう。
それらがどうして成立しないのかを考察していきます。
月人説
これの理由は永琳が永夜抄にて咲夜を見て驚いていたからが大きな理由です。
これが確定しない理由は、他の月人が何も反応を示さなかったことが原因です。蓬莱山輝夜や綿月依姫が特に反応しなかったのは奇妙なことです。これの理由を証明出来ないのでこの考察は謎を残す形になります。
吸血鬼ハンター説
これは求聞史紀で阿求が挙げていた説であり、装備品が吸血鬼ハンターが使うものであるからということが要因です。それ以外にも紅魔郷に影響を与えたとされる作品「悪魔城ドラキュラ」シリーズの吸血鬼ハンター、リヒター・ベルモンドが影響しているという可能性もあります。
これが確定しない理由は、グリモワールオブマリサのフランドールのページにあります。禁忌「禁じられた遊び」のスペルカードでは十字架を投げるそうですが、これは家に沢山あったからとの発言があります。つまりは既に多数のハンターが返り討ちにあっており、その装備を咲夜が流用しているだけの可能性があります。また、この説だと永琳が驚いた理由が不明であることも大きいです。
木花咲耶姫説
この説は名前と時を操る能力から来ています。木花咲耶姫には火中出産という逸話があり、一夜にして妊娠し、火の付いた小屋の中で出産したという逸話です。これらのことから時を操れるのではないかという考え方が生まれます。
これが確定しない理由は妹紅が反応を示さないからです。妹紅は小説版儚月抄において、過去に木花咲耶姫に富士山の火口に蓬莱の薬を捨てるのを止めるようにと言われるのを岩笠と従者たちと共に見ています。これは妹紅の人生の大きな転機であり、これから反応がないのは奇妙なことなので違和感が生まれるのだと思われます。
これらのことから基本的にどの説も説明を完全に納得させる方法がないのが実情です。
皆様も様々な方向から咲夜の過去について考えてみてはいかがでしょうか?
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