十六夜咲夜と八雲紫の能力

前置き

八雲紫と十六夜咲夜の能力から生じた疑問の話をする。

八雲紫

八雲紫は「境界を操る程度の能力」を持ったおば…少女だ。

境界を操ることにより、スキマなどを発生させて地点と地点を遠隔で繋げることができる。

(余談だが、繋げ方は恐らくゼロ距離。もしもスキマが「距離」を持っているなら、八雲紫が遠くにある物を取り出すためにスキマに手を突っ込むときに、腕が著しく延長されてしまうからだ。)

八雲紫は物と物に境界線を引くことができ、逆に境界線を失わせることも可能だ。

幻想郷は幻想と実体の間に境界線を引いて作られた「空間」である。八雲紫は境界を操り、新たに空間を生み出せるのだ。要するに八雲紫は空間に干渉出来るのである。

十六夜咲夜

時間を操る程度の能力を持つ人間の少女。

能力の概要としては、時間の流れに干渉して、時を止めたり加減速を行える。巻き戻しは出来ない。

十六夜咲夜は能力を用いて紅魔館内部を拡張している。紅魔館内部が外見以上に広いのはそのためである。

ここで引用をひとつまみ。

幻想掲示板 2003.3 におけるZUN氏の回答より

咲夜は時刻ではなく時間を操るとしている。

時間とは、空間と分けて考えることは出来ないとしている。

そのため時間を操れる者は空間も操れる。そしてその逆も然りとしている。

といった具合に、十六夜咲夜は「空間」を操っている。

ここで気になるのが、時間が操れるなら空間を操れて、空間が操れるなら時間を操れるというところだ。次の見出しに進む。

疑問

十六夜咲夜は時間を操れるので空間を操れる。

八雲紫は、境界を弄って空間を操れるので、時間を操れるのではないかという考えが生まれた。

(以下ネタバレを含むので注意)

実際のところ、「東方永夜抄」において夜が明けないようにしていたのは八雲紫である。このように、八雲紫には十六夜咲夜と同じく、時間を操れている部分が見られる。

八雲紫の能力は時間にも干渉が可能なようである。この考察は色々なところに役立てたい所存だ。

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