はじめに
こんにちは、月里あこです。
皆様、東方虹龍洞をプレイされた事はありますでしょうか?
目玉システムであるアビリティカード、他人の能力を借りて遊べる楽しい代物となっています。
しかし能力元の方には影響がないとはいえ、どういう仕組みで作ったらそんなものが出来るのか気になりますよね。
というわけでタイトルの通り、アビリティカードの仕組みを考証していこうかと思います。
アビリティカードの作り方
所有権とは
私がその能力を有効的に利用してやらなければ落ちぶれた神様のままだったというのに、いつの間にか力を付けて、カードの利権を我が物にし始めて、そろそろ邪魔になって来たところよ。
東方虹龍洞より 飯綱丸龍の台詞
ゲーム内台詞よりアビリティカードの仕組みを考案したのは飯綱丸龍、そのものを作ったのは天弓千亦と予測することが出来ます。
ここでは天弓千亦の能力がアビリティカードに関係するものとして、「所有権を失わせる程度の能力」について考えてみましょう。
所有権とはそもそも、モノを使う為に必ず必要な権利です。
物には神様が宿っていると言われている通り、物を使うにあたってはその神様に使ってもいい?と尋ねなければなりません。
例えば陰陽玉は博麗家の者にしか所有権が付与されないので、当然所有権を付与されない一般人は使えない事になります。
逆に所有権がまだ失われていない物を適当に捨ててしまうと付喪神になってしまうと思われます。考えれば考えるほど雷鼓という女がヤバすぎる件
これを幻想郷流にまとめると“モノに宿っている神様とかに同意憑依してもらってその力を使う”になるのだと思います。
この権利を上手く扱う事で特定の条件下でのみ能力を発動させる事が出来ると言うわけですね。
その特定の条件下とは取引が正常に行われる事です。
毎度ありー。
って言いたいけれど一回につき一枚しか購入できないのよ。
知らなかったの?東方虹龍洞より 豪徳寺ミケの台詞
暴力でカードは奪えない。
そう決められているんだ。東方虹龍洞より 山城たかねの台詞
アビリティカードを購入するにあたって守らなければいけない事があります。
・1取引につき1枚まで
・暴力で奪ってはいけない
以上の2つです。
所有権を管理する為に取引が行われた事を確認しないといけないのですが幻想郷の人妖は総じて血の気が多いのでメイド長のように奪おうとする事もあるのでしょう。
そのような正常な取引という条件から逸脱した状態で発動して力関係がめちゃくちゃになる事を防ぐ役目を果たしています。
あくまで市場を活性化させたり、金銭を稼ぐ狙いの元作られていたので非常に合理的です。
実際たかねが開催した闇市場では後者は守られていましたね。
獣王園は……あんまり分かってないので詳しい方頑張ってください(投げやり)
能力とは
ここまでの話で取引を行う事で所有権を得てカードの(他人の能力を使えるようになる)能力を使えるようになっているという予測までは立てられると思うのですが、他人の能力という部分は説明がついていないのでそこも考えてみましょう。
能力は基本的に自己申請システムですが、
神降ろしという儀式を行う事で神様の力を借りるように、同意憑依を意識的もしくは無意識的に行なっている状態だと推測しています。
東風谷早苗なんかは八坂神奈子と洩矢諏訪子が近くにいるので分かりやすいですね。
十六夜咲夜など神様と一見密接な関わりがなさそうな者も、妖怪と神様は密接な関係にあるのでこれに従うものと思われます(現実でも天狗を祀っていたり、河童は妖怪堕ちした水神等言われていますし)
妖精は自然現象の具現と評されていますが、自然現象を司る神様も当然存在するはずなので能力に関しては同じような仕組みと捉えても良いと思います。
つまり、精神的な部分が能力に密に関わっているのでカードで使えるようになろうが関係ないって感じですね。説明が難しい〜
逆を言えば同じ能力を使いたかったら同じように神降ろしすれば良いという事です。綿月依姫が能力として名乗るくらいには難しいのでしょうけど。
伊弉諾物質
この理屈さえ分かっていれば物に対して神降ろしを行なってカードにすればアビリティカードに出来そうですがが実は肝心な所が抜けています。
敢えて説明を端折っていました、アビリティカードの原材料です。玉造魅須丸が神の資源とか言っている伊弉諾物質と呼ばれている謎です。
伊弉諾の名が付いている通り何かしらの原初の形で、陰陽玉など特別な力が宿っているもののベースと思われます。
そのような特別な力を宿す為には強力な依代が必要になるので必然的に伊弉諾物質は神の力を宿せるほどの強力な依代という事になります。
この強力な依代に神降ろしをして所有権とか色々加工したものがアビリティカードだったというわけです。
おわりに
今回はアビリティカードについて考えてみたのですが、間違っているところがありましたら申し訳ないです。
逆にアビリティカードから能力を推察するのも楽しいと思います。そういう記事待ってます!
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