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最近私もこの設定について頭を悩ませています。
取り敢えず以下の2つの解釈をひねり出したのですが、考えすぎかもしれません。
①幻想郷の成立条件によって引き起こされた経過時間と加齢時間の乖離
②過渡期である幻想郷の改革の為に意図的に引き起こされた加齢遅延
①幻想郷の成立条件によって引き起こされた経過時間と加齢時間の乖離
上記の解釈の根本には「幻想郷」が何の目的でどういう作用をしている場所なのか、という内容が関わっています。
まず、幻想郷成立の目的とは、恐らく「神霊や妖怪といった存在の人格保護」です。
何故、「神霊や妖怪の人格」を「保護」する必要が出てきたのでしょうか?
それは「唯物論」の台頭に依って「理解不能な自然現象や怪異」と「神霊、妖怪」が分離され、自然現象や怪異は「唯物論的な科学で理解可能な再現性のある現象」とされ、神霊や妖怪は「昔の人による間違った解釈」とされてしまったからですね。
「現象」と「人格」でワンセットであったもののうち、「人格(キャラクター)」のほうが否定されてしまったわけです。
これは人間の文化、厳密には「唯物論ベースの科学的思考」の発展によって起きたものです。簡単に言えば「頼みを聞いてくれるか分からない神に祈るより、発達した再現性のある技術で自衛したほうが確実」だったわけですね。なので、幻想郷で「神霊や妖怪の人格保護する」為に「人間の唯物論的科学”のみ”の発達」を防ぐ必要があります。
さて、人間の文化や科学の発達を防ぎ、停滞させるにはどうすればよいのでしょうか。
人間の文化の発達に必要なのは「温故知新」。
つまり、古い知識と、新しい価値観や発見の掛け合わせが必要です。
なので、文化の発達を停滞させるには「古い知識がいつまでも有用」で「新しい概念が生まれにくい」状態であればよいわけです。
そのために幻想郷では様々な事が実践されています。
例えばは
