エレベーターガールの逝き先と掌の微かな外部

使い方が分かったならもういなくていいですよね、みたいな。途轍もなく無駄でいいのに。
というか、実際に体験した人が読んでるとも思えない…もしかして妖怪ですか?

――現代は無駄なら省く――

こんなタイトルだけど日狭美の話です。獣王園欲張りセット。
結構な最古参な気がしますが、内面は意外と幼げです。小学生の恋愛的な?
名前に母ってあるのに。

――妖怪の母ってなんだよって言ったら、恐怖です――

そんな妖怪も割と地獄には怯えます。逝って帰った例があんまりないからですね。
そういう時代に覇を唱え…別に唱えないけど、先に霊夢が入獄してみました。なんと4回くらい。死。
なんか広すぎる所に入れられた割には簡単に生存しています。それもこれも、縁のお陰でしょう。
地獄とは不思議と縁を作らなければ脱獄できない地なのです。現代人就職率97%。

不思議を極めた鬼と接触すれば直ぐに、って訳でもありません。力なければ捨て置かれるのみです。
そもそも縁作る気ないのにどうやって辿り着くねん。

そんな辿り着く為のエレベーターガールです。たまに 更に下に参りまーす とかされますが。

――逆さ摩天楼の果てまでようこそ――

チップが必要なのでしょう。命の。某賭け漫画ではありません。
地獄でも弾幕ごっこがブーム。美しさは世界の共通する財産。美しくないなら死ね!

――いいすぎ(^^;――

でも、美しくないならモブかモブ未満になりまくりです。
この世もあの世も、美しさに敵うものなんて存在しないのでしょう。

――正直『外面を醜くは出来ないので、性格を醜くしました』って聞いたとき爆笑した――

叱って構えー

今も案内ならスマホで十分です。持ち歩き式案内ガールは。
GPSにさえ従っていれば、どこへでも行けるのでしょう。
これほど窮屈でつまらんのもないと思うがねぇ

――いずれ、行けない場所は存在してない事にされる――

いや、日狭美自体がGPSみたいなもんですが 決して逃さない。

動く歩道ガールとかの職業出来ても面白そうです。あれは単純に乗ると楽しい。
昔のエスカレーターなども、実はそうだったのでしょう。今では慣れ過ぎた。

――前に参りまーす――

幻想入りどころか地獄入りしてるのは、それはいいのかって感じですが。
そんな最古参最新式案内ガールでしたとさ。

当たり前ですが、獣王園時期の日狭美ではなく 今の日狭美を書いています。
そういう書き方なら過去を葬り去れる。地の底の地獄だけに。

でも、私も未だに 掌の上なのか…?

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