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鴨居能嵎参加者
天火人ちやりの元ネタ「テンカジン」に関する情報が少なすぎるので情報がほしいです。
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takenoko参加者
わたしの知る限りでは
・三元社『旅と伝説』
・村上健司『妖怪事典』
・氷厘亭氷泉『日本怪異妖怪事典 関東』
に記載があるとのことで、特に『旅と伝説』が後者二冊の出典元となっているようです。
『日本怪異妖怪事典 関東』では正体を「狢」と書いているそうですが、著者である氷厘亭氷泉氏のツイートによれば「貂」の誤読だそうで、本来は「貂」が正しいとのこと。
ちなみに村上健司氏の著書で題名が似ている『日本妖怪大事典』には載っていません(一敗) -
鴨居能嵎参加者
旅と伝説6年9号を入手しました。テンカジンの話はとても興味深い内容だったので改めて考察として投稿しようと思います。
少し気になったのですが、この号の編集後記にて
「テンカジンは一寸讀みづらいですが、あれは先月號の奈良のジャンジャン火と同じ型のでした。」
とあります。
これはどういう意味なのか、先月号である6年8号を持ってないので判断できませんが、気になりました。何か分かればまたお願いします。 -
toe42参加者
6年8月号について確認しました。「ジャンジャン火」は現在の奈良県天理市における怪火であり、天理市観光協会のサイト(https://kanko-tenri.jp/old-story/01-janjanbi/ )やWikipediaなどにも記載がありますが、「旅と伝説」に記載された内容はこれらとは異なります。まず、当地にある龍王山には城があり、「トウヂ・トウタロ」(十市遠忠?)が城主でしたが、攻められ籠城の末落城となりました。「ジャンジャン火」の正体はこのトウタロの妻とされています。彼女は落城とともに自害しましたが、彼女の子どもは城の外(現在の天理市東井戸堂町の八軒屋)で生き延びており、この子を気にかけて夜な夜な人魂として城と八軒屋を行き来しているとされています。また、ジャンジャン火の中には女性の顔が見えるとされ、火を「ホイホイ」と呼ぶと火はジャンジャンという音とともに来て呼んだ人の体の周囲を回り、その人は死ぬ(熱病により?)と伝えられています。一方で、自ら呼んだのでなければ目撃したとしても問題はないようです。テンカジンと比べると正体がかつての支配者側とされており、落城とともに亡くなったことや、人を襲うとされていることが共通していると思われます。
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鴨居能嵎参加者
旅と傳説のジャンジャン火は他の伝承と異なりましたか!かなり気になる内容でですね
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天火人ちやりの元ネタって何?
