筆者が考える秘封世界の生死
・生:人は選別されて生まれてくる。
・死:寿命統制によって、安楽死させられる。
では、筆者がなぜこの考えになったのかを記載していきます。
前提として秘封世界は我々の住んでいる世界よりも未来であることとしていますので、未来の超技術には目を瞑って下さい…
人々の生まれ
筆者は「人は選別されて生まれてくる」と考えています。
理由としては、原作での記載
「地上にはもう不思議が殆ど無いからね」(大空魔術)
「選ばれた人間による勤勉で精神的に豊かな国民性を取り戻すことに成功した。」(大空魔術)
「管理外の物を恐れる性質により、メリーは・・・(以下略)」(伊弉諾物質)
があります。
不思議が殆ど無いということは、生まれてくる前の遺伝子情報からその子が後に何を考えてどう生きていくかが分かってしまう時代である。
また管理外の物を恐れる性質により、生まれてくる子供の思想や生き方も全て管理するのが当たり前であり、
「人は選別されて生まれてくる」ことが普通なのではないかと考えています。
その結果の副作用として、合理的な子供が多く生まれ、
「・・・こんなに笑っている子供を最後に見たのは一体いつだろう。」(夢違科学世紀)
子供が心の底から笑う事が無くなってしまったのではないかと考えました。
人々の死
筆者は「寿命統制によって、安楽死させられる」と考えています。
これは、原作でそのまま記載されていますね。
「奈良県の寿命統制がピカイチ進んでいるのは関係無いですよねぇ・・・。」(旧約酒場)
ただ、ここで疑問が出てきます。
寿命統制、これを国が行っているという事実です。
本来であれば、国民の寿命を国が決めるなど我々が住んでいる世界ではありえない事。
ここで「人は選別されて生まれてくる」ことにも繋がるのですが、こういった世界の在り方に疑問を持たないことを前提に選別されているのではと勘ぐってしまします。
それに、別世界への干渉である結界暴きが禁止されている点でも怪しく感じます。
まだまだ謎に満ちた秘封世界
という事で、妄想をいろいろ書いてみたのですがいかがでしたでしょうか?
筆者自身も秘封倶楽部のブックレットを一言一句覚えているわけではないので、きっと探せば矛盾する記述もあるでしょう。
きっとそれが新たな考察になることを願っています。
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