東方における五行思想とは

こんにちは、月里あこです。
錦上京体験版が配信されましたが皆さんはもう遊ばれていますでしょうか?
今回は以前に精霊魔法使いについて考えていた時の副産物程度のものなのですが、偶然にも新作に役に立ちそうなので改めて振り返る為に書いてみることにしました。
専門分野ではないので間違っているところがありましたら申し訳ないです。

本題

現実世界における五行

五行はそもそも古代中国における思想みたいなものです。
火・水・木・金・土が相互に干渉することで万物が出来ているというのが基本です。
西洋の四大元素説に似ていますが、こちらは互いに影響を与えあっています。
五行で医学などを説明していたため、それぞれ対応する体の部位や感情などが存在します。
それぞれについて簡単にまとめていきましょう。

木行

春の象徴で活き活きとした植物といったイメージです。
色は青、または緑で表されます。
方角は東です。

火行

夏の象徴で灼熱や炎のイメージです。
色は赤で表されます。
方角は南です。

土行

季節の変わり目である土用の象徴で万物を保護するイメージです。
色は黄で表されます。
方角は中央です。東西南北ではありません。

金行

秋の象徴で金属のように堅固なイメージです。
色は白で表されます。
方角は西です。

水行

冬の象徴で泉や胎内のように神秘的なイメージです。
色は黒で表されます。
方角は北です。

東方における五行

幻想郷において分かりやすく五行の思想が出ているのは精霊魔法使いのパチュリー・ノーレッジが扱うスペルカードです。また、季節が深く関わっているので天空璋も活用できそうです。
今回はこの2つをソースに考えていきます。

木行

春の象徴です。自機には博麗霊夢が選定されています。
弾幕の色は緑が採用されています。黄が混ざっていることもありますが……。

火行

夏の象徴です。自機にはチルノが選定されています。
弾幕の色は赤が採用されています。炎弾といい分かりやすいです。

土行

土用の象徴です。天Exのみの登場ですがショットを下にうちます。
弾幕の色は黄が採用されています。例外はメガリスの緑だけですが、どちらかというとエメラルド色……。

金行

秋の象徴です。自機には射命丸文が選定されていますが、天狗社会全体が金行の雰囲気がありますね。
弾幕の色は黄と白が多いのですが、賢者の石に白色が入っているので基本的には白色のようです。

水行

冬の象徴です。自機には霧雨魔理沙が選定されています。
弾幕の色は青が採用されています。

現実と違うのは木行と水行の色のみでそれ以外は一致しています。
特別な理由がない限りこの設定に沿って五行は表現されていると思います。

番外編:月と日

五行思想に基づいてパチュリーが魔法を使っていると仮定してみると月と日の性質も少し分かるのでしょうか?という独り言コーナーです。

色は黄と青が採用されています。
つまり土行と水行の合わせ技である可能性があります。
どちらも包括的なイメージなので生命を育む性質はありつつも生命自体ではない月っぽい気がします。

色は赤が採用されています。日&月符が黄のみの為黄もしくは白が採用されているかもしれません。
土行と火行は相性が良い組み合わせであり、月は相性が悪い組み合わせで表現していたことを加味すると金行と火行の合わせ技である可能性があります。
堅固で厚かましいのは皮肉にも太陽のようです。

新作ネタバレ

錦上京体験版の話

独り言も含めた以上の内容が以前考えていたものです。
錦上京が配信されてこれらの情報に補強が入りました。

先ずは自機に装備させる事のできる異変石ですが、赤・青・黄・緑がありそれぞれ火・水・金・木に対応しているようです。
これは先ほど上に挙げた通りになります。
また3面ボス突破時に案内される方角がそれぞれの五行に対応する方角となっています。

最終的にはピラミッドの中央に辿り着くと思うので、土行の性質を持った者が待ち構えているかもしれないですね。

おわりに

色々脱線してしまいましたが、東方での五行は色以外で一致しないものはないと考えて良いものかと思われます。
今回のような既存の情報をまとめる系、ストックはあるので勇気が出たら投稿してみたいですね。

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