陰陽玉を扱える人物の定義

幻覚度 5

封魔録の魅魔、虹龍洞の魅須丸の発言に於いては『陰陽玉は博麗の巫女(=博麗霊夢)にしか扱えない』という事になっているが、サグメと正邪も同じ陰陽玉を使っている様子が伺えるのだ。これはどういうことだろうか。

まず私は、博麗の巫女とサグメのルーツに注目した。魅須丸の元ネタが恐らく玉祖命である以上、博麗の巫女のルーツは天照大御神だろう。そしてサグメ、というより天邪鬼族は素戔嗚尊の猛気から生まれたアマノザコ……すなわち素戔嗚尊をルーツに持つと思われる。そこで仮定した陰陽玉を扱える条件の1つに『天照大御神系列/素戔嗚尊系列』がある。それを証明する存在として正邪がいる。正邪は少彦名命の子孫である少名針妙丸の相棒をやっていたり、『天壌夢弓の詔勅』に使用する弓矢が本物だと東風谷早苗に指摘されている=天羽々矢を扱える?以上、天稚彦の子孫と思われる。さて、この天稚彦の義母―すなわち大国主命の妻―である多紀理毘売命は『素戔嗚尊と天照大御神の誓約によって生まれた女神』であるのだ。また、天稚彦の妻で彼女の娘である下照比売命は天照大御神と比定される卑弥呼と同一視されることがあるらしいのだ。正邪が天稚彦と多紀理毘売命の血を引く存在だと仮定すれば、『弱い妖怪』で『博麗の巫女ではない』彼女も陰陽玉を扱う事が可能なのではないだろうか。

 

ということで私は『陰陽玉を扱う条件の1つに素戔嗚尊系列/天照大御神系列がある』という説を提唱する。

 

 

コメント

  1. takenoko より:

    本物の弓矢(殺傷力のある凶器)を扱える=天羽々矢を扱える、という仮定は血縁関係の論拠としてやや弱いように思えますが、全体として興味深かったです。