畜生界三組長の成り立ちを考察してみた

そもそもなぜヤクザなのか

私は東方における畜生界を見てこのような都会が出てきたことに非常に驚いた。

そもそもなぜこんな社会なのかは、会社員の事を皮肉で「社畜」と言う場合があり、その畜から来ているのではないかと思う。この辺は何の重みも無い言葉遊びの解釈みたいで申し訳ないが、今はそういうことにしておく。

さて、畜生界は弱肉強食の生存競争が日々であり、彼女たちヤクザも畜生界らしい競争社会を築きあげている。

本題であるなぜヤクザなのかだが、これを話すにはある程度掘り下げてからでなくては証拠は薄い。しかし、結論から言うと「黒駒勝蔵」というヤクザが存在したからだと思う。

この名を出すにはなぜ驪駒が組長なのかを掘り下げていかなくてはならない。

吉弔・驪駒・饕餮の関係

驪駒がなぜ組長なのかを考察すると他の二人も同時に考察していく。

まず、共通点であるが

・全て想像上の生き物である

・正直、マイナーな伝説である(少なくとも一般人は知らないだろう。天狗・河童などは知っていそうだ。)

そして、最後の一つは私も調べていて驚愕した事実だ。

全員龍と関係がある

饕餮と驪駒は関係なさそうに思えるだろう。しかし、吉弔以外にも関係あるのだ。

吉弔と龍の関係

竜が生む2つの卵のうち一方が龍となりもう一方が吉弔となるとされている。

驪駒と龍の関係

まんが日本昔話に「空を飛んだ黒駒」(1983年4月16日放送)という話がある。

この話に空へと飛び上がった黒駒が龍へと姿を変える様子が表現されている。この話自体は愛知県の話なので甲斐の黒駒とは関係ないが、黒駒が龍と関係あるとする証拠には充分なりえるだろう。

饕餮と龍の関係

「竜生九子」という中国の伝説の生物を指す言葉があり、竜が生んだ九匹の子のことである。

この竜生九子の五番目の子が饕餮であるとされた。

なぜ龍とヤクザが関係あるのか

ここからは無理やりになってしまいそうだが、許してほしい。先ほど挙げ忘れた共通点に全員中国に関係しているという点がある。

吉弔と饕餮は中国に関係するのは分かるが、驪駒は関係ないだろ。という人も居るだろう。

そもそもだが馬が伝来してきたのは中国であるため思い切り関係あるのだ。

そして全員中国と龍に関係してきたところで、もう一人中国と龍に関係する人物が浮かぶだろう。

そう「紅美鈴」である。

彼女も下手したら過去に畜生界のどこかしらの組織の組長であり、三組長と知り合いなのかもしれない。

話がそれたが、正直一般的にはヤクザと言えば虎のイメージがあるだろう。しかし、畜生界は動物霊たちの世界であり、空想とは言えど最強の動物と言えば龍を浮かべる人は多いだろう。(百獣の王はライオンだが…)

龍そのものは王者・皇帝の意味を持っており、久侘歌が驪駒の事を最強の動物霊と言っていたように、畜生界の覇権を握る組長が龍なのは何らおかしくないことなのだ。

結論

吉弔・饕餮・驪駒は龍の片鱗を持っているため最強の動物霊であり、畜生界の王者である。

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