吉弔八千慧フランドールの姉説

紅美鈴を龍であるとし、吉弔八千慧と紅美鈴が姉妹であるとする。吉弔は龍と双子で生まれてくる妖獣だからだ。

すると共通の親がある。これは吉弔八千慧と紅美鈴の両方の形質を持っていると仮定できる。即ち金髪、七色の弾幕、龍という種族である。仮に龍母とする。

フランドールは姉にはない形質として、金髪でと七色の羽を持つ。これらの形質は先天性であると推察されるため、フランドールは何処かからこの遺伝子を継承しているはずだ。フランドールの最も身近で、これらの形質を満たす遺伝子プールは龍母である。

吸血鬼ドラキュラと龍は非常に縁深い存在であり、レミリアの先代(仮にスカーレット公とする)が欲しがってもおかしくはない。ツェペシュの末裔を自認するなら尚更である。

以上のことから筆者が主張したい筋書きは以下の通りである。

スカーレット公が正室もしくは側室として龍母を娶り、間にフランドールが生まれた。(レミリアとは形質の相違から腹違いである可能性の方が高いと思われるが、そう裏付ける根拠はない。)その際連れ子であった美鈴は館の門番として雇用される。スカーレット公と血縁関係はないため継承権はない。美鈴とフランドールは種違いの姉妹に当たるため仲が良い。

以上のストーリーによって、フランドールに見られる異質な形質の由来、美鈴と仲が良い理由、吉弔八千慧と紅美鈴の関係、寝てばかりの美鈴が解雇されない理由などに説明をつけることができる。

更にここから、吉弔八千慧とフランドールは種違いの姉妹であることも示せるのだ。

Q.E.D.

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