幻想郷と現実世界の境界がなくなってしまったときの我が国の対応の推測

幻想郷の住民を救済する委員会の設置

幻想郷そのものの存在が公になった場合幻想郷の住民を救済する委員会のようなものが設置され法案作成等が行われる。

幻想郷に住んでいた人間に対する処置

戸籍

戸籍に関しては法務省法務局の『無戸籍でお困りの方へ』のページを参照していただくと分かる通り法務省が全面的に協力し人間に関しては戸籍を取得することが可能であろう。

自治

幻想郷があった土地は元々あった場所(結界が張られる前の場所)にあると仮定する。その場合その場所に隣接する市区町村に編入される。

教育                                             

幻想郷に住んでいた人間は義務教育を修了していないため夜間学校の設置等といった教育支援が行われるだろう。また、幻想郷があった場所は広大であるためその土地にその教育施設が設置される可能性が高い。

治安

幻想郷があった地域は広大であると思われるためその治安維持のために交番若しくは駐在所が設置される可能性が高い。

インフラ

幻想郷において文明は明治17年頃で止まっているためインフラも当然整備されていないそのためインフラの整備が行われる。

幻想郷に住んでいた妖怪等人間以外の種族に対する処置と課題

課題

幻想郷には人間と同等の知能を持ち同じ言語を話す人外がいる。しかし種族的にも生物学的にも人間とは異なっている。つまり彼らを人と同等な扱いをして認めるか否かで論争が起きる。これに関しては僕自身の仮説だが恐らく人外に対しては以下の点に関しては大きく普通の人間と扱いが違ってくると考える。

・医療費

・刑罰

社会保険料に関しては普通の人間と比べて人外は体が丈夫なため医療費が増額する可能性がある。ただその人外の体の構造に精通した物が現実世界にはいなかったため八意永琳による日本の医者への指導が行われる。また刑罰に関してはこれは各種族によると思うが懲役刑及び禁固刑、執行猶予の長さが長くなってくると考えられる。

人食い妖怪

人を主食とする妖怪に対する扱いが難しくなってくる。代用肉を食べさせるという方法もあるが人を食べることでしか生きていけない妖怪はどうするか。死刑囚を食べさせるという方法も考えたが都合良く死刑囚が居るわけでもない上に日本国憲法第三十五条第二項及び第三十六条で残虐な刑罰が禁止されている。そこで人食い妖怪そのものを非合法的存在と見なすとする。しかしこのようなことをしてしまうと多くの妖怪等から反発を買いかねない。そこで人食い妖怪が人を食べた場合その時点で治安維持を目的として自衛隊や機動隊等を出動させるという案を考えた。しかし相手は人間と同等の知能を持っている可能性が高く相手が大人の姿をしているとは限らない。よって倫理的問題が発生する可能性がある

参考文献

e-gov法令検索警察法学校教育法地方自治法教育基本法日本国憲法

 

 

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