無関心に潜む希望

大量に掘ってその中からほんの少しの金を造り出すのは、傍から見たらそこまでする必要があるのか、と思いたくなります。
あるんですよ、人間には ね

そういうもんです
他の人に対してそういう事をひけらかしてるのに、自分が崖に落ちてるのに気づかない輩がね。多いのです。既に崖の底で、声すら届きません。沼でも可。

――衒――

でも、これは物体だけに適応されるわけではありません。絶対に自分に必要ないと思っていても いざ勇気を持って何かの発想、考察、創作等に手を出してみれば、今まで自分に足りず必要だった破片がいくつも発掘できることがあります。まさに精神の金ですね。プラチナかもしれません。どっちでもいいですけど。

手を出さずにタイトルだけで空想して判断するなんて、崖から足を踏み外す行為なので、私はやりませんね。
なんなら既に何度も投身を繰り返していることにすら気付かない怨霊かもしれません。

手を出さずに全てを決めれる様に見せかけられた世界で、それが上っ面だけ通用してしまうので、無理もありません。
でも、嵌りすぎたらもう戻れません。そもそも戻りたいという意思すら心の底から失われているのですから。空を飛ぶ能力と言うのは、何者にも影響を受けないという意味でもあるので…

飛べない人間は、もう戻れません。

――沼だったら飛べても駄目なんじゃ?――

かと言って、戻っても崖から崖下の人間を見つめる立場に単独で存在するだけなんですけどね。追加オーダーがどんどん横から投身します。それに釣られてしまう事も、心が弱かったらあったりします。

行列があったらとりあえず並ぶと安心する人間の性でしょうか。何の行列かすらわからないのに。

――それがトイレであっても――

そんな無関心、全て網羅してみたら完全体になれるかもしれませんね。そもそもそれは世の中の全てを学べ、って事になってしまうので無理ですが。
私も最近ありましたね。価値観を根本から変える欠片が。
そんなことをじわじわと繰り返しています。

存在しているとみられなければ、どんな膨大なエネルギーも、どんな財宝も、魔力も、精神も、結界も、果てには幻想郷ですら モブです。
誰かが認識していることが重要なのです。承認欲求?と言われると少し違いますが。

他者に自分自身の価値観は どう足搔いても100%理解してもらうことは不可能です。
故に 自分で探すことが必要なのです 
自らだけの 希望を 
他者に当てはまらない 希望を

 

曝け 被差別民よ

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